一般歯科治療
主に虫歯と歯周病の治療となります。
どちらも、初期の段階では自覚症状に乏しく、症状に気付いた時はすでにかなり進行していることが多い疾患です。早めの治療と予防が、この先数十年に及ぶ健康を支え、QOLを保つといっても過言ではありません。これまでの研究により、歯周病と全身疾患（糖尿病、動脈硬化、虚血性心疾患、低体重児出産・早産など）の関係がわかってきています。むし歯や歯周病の予防と治療が全身疾患のリスクの軽減に繋がると期待されます。
むし歯の治療は、むし歯菌によってう蝕となった歯の一部を取り除き、材料で修復する治療です。
むし歯が進行し、神経まで達した状態になると、痛みを生じることが多くなります。このような状態になると、歯の神経を除去し根の治療から必要になることがあります。また、以前に根の治療を一旦終えた歯（根）でも、炎症が再燃し、再度、根の中からの治療を行った方がよいこともあります。
根の治療が終わると、咬めるようにするために冠を作る処置へと移行していきます。
歯周病は、歯周病菌によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯周病を放置しておくと、歯根を支える骨（歯槽骨）が溶けて、歯が動揺してきたり、抜けてしまったりします。歯を長く保存するためには、歯周病の治療と日々の適切なブラッシングを行う事がとても重要です。また、治療を終えた後のメンテナンスも欠かせません。
むし歯や歯周病は、病状が進行する前に、治療時の痛みは少なく治療回数を抑えて治療を終えることに超したことはありません。痛みや症状がなくても、少しでも気になることがありましたら早めの受診を是非おすすめ致します。
また、虫歯や歯周病、その他何らかの理由で失われた咬み合わせを回復する入れ歯（義歯）の治療も行っております。「入れ歯が合わない」、「新しく入れ歯を作り直したい」、「銀色の留め金が気になる」等ございましたらお気軽にご相談ください。
